スマートモビリティから農業用ロボットまで幅広く研究開発を行っている株式会社Cuborex様。
今回は代表取締役の寺嶋様に、meviyを使って試作設計の高速PDCAを週に2回も回す秘訣、設計の工夫でコストを1/4にさせた具体的な方法まで幅広く教えていただきました。
今回meviyで購入した部品を使った製品のポイントは「徹底的なモジュール化」です。
学生時代、容易に手に入る実験機がなかったことが、研究スピードのボトルネックになっていたことが多々ありました。
その経験から、基本的な駆動用モジュールに、誰でも簡単・自由にカスタマイズできる汎用性を持たせたものを開発しました。
不安は全くありませんでした。むしろ新しいサービスへの好奇心が強かったです。
これからの時代、新しい技術・ツールはドンドン取り入れていかないと、世界に置いていかれると感じています。そのため、どんなサービスか?活用できるか?を、知ってすぐ検討し始めました。もちろん実際に届いた部品の品質も問題ありませんでした。
ミスミが提供する「meviy」は、3DCADデータをアップロードするだけで、即時見積もり・注文、最短1日目出荷で切削プレートや板金部品などをお届けする画期的なWEBサービスです。しかも、導入費なしで今すぐお使いいただけます。
サービスの詳細をご覧になりたい方は以下の「詳細はこちら」よりご確認ください。
大きく3つですね。
1つは、部品調達のために「2D図面を作らなくて良い」こと。
弊社は週に2回試作を行うこともあり、いかに高速でPDCAを回せるかが重要です。これまでは、部品発注のためだけに、1部品ごとの2D図面を作っており、その時間が無駄でした。本来は設計に充てたい時間なので、meviyを使って3Dデータだけで部品調達ができるのは大きな魅力です。
次に、「価格交渉やその他の調整が要らない」こと。
設計に集中したいのに、今までは見積もり・発注で都度価格交渉が発生。他にも図面の記載漏れや加工調整も多々ありましたが、meviyにはそれがない。見積もり・発注が非常に楽になりました。
最後に、「短納期」です。
部品調達は、ミスミの他、新潟の商社や中国のECサイトなどを利用しています。PDCA、試作を早く進めたいときは、安いが2週間かかるなら、少し高くても最短1日目で出荷されるmeviyを採用します。納期は圧倒的な差ですね。
この小さな部品(左図赤枠部分)ですが、meviyで発注すると、どうしてもコストが合わない。どうしたら安くなるのか、複数パターンで見積もりを取得してみて、傾向を研究しました。
その結果、後工程前提で繋げて設計することで当初の1/4にコストを抑えることができ、無事予算内に収めることができました。
「単品設計から数量等の条件を変更したとき、追加工前提で形状を変更したとき、価格はどのぐらい変わるのか?」
と気になったら、アップロードするだけで、すぐその場で価格確認・比較できるのが大きな魅力ですね。
この製品は、簡単にカスタマイズできる設計なのに、人数十キロの重量物を運搬できるほどの力もあります。
そのため、3つの用途を期待しています。
これを組み立てることで、短時間で構造理解・実証実験まででき、基礎的な工学知識が無い方でも1つの試作品を作り上げられるため、様々なシーンで活用できると思います。
すでに本製品は様々な研究教育機関に、駆動ロボットの実験機開発や教育資材として納品しているため、これからどのように活用されるか楽しみです。
会社名:株式会社CuboRex
住所:新潟県長岡市鉄工町2丁目3番54号
HPURL:http://cuborex.com/
株式会社CuboRexは,「道なき未知を切り拓く」をMISSIONとして掲げ、スマートモビリティから農業用ロボットまで幅広く研究開発を行っている、ハードウェアスタートアップです。
meviyは、3Dデータをアップロードするだけで、即時見積もり、
最短1日目で図面品を出荷する無料のWebサービスです。