「これは産業革命やー！！」
初めてmeviyで見積もりをした時、思わず心の中で叫びました(笑)。
3Dデータだけで部品が手に入るって、本当にすごい変化ですよね。まさに革命！と感じました。これまでは2D図面作成…寸法、加工指示の記入…加工屋さんに図面をFAX…と、アナログな作業をしていた自分からすると、速さはもちろんですが、まずプロセスの変化に驚かされました。

meviyの一番大きな利点は「部品の金額がすぐわかること！」。
クライアントへいかに早く見積もり金額を提示できるかは、案件受注を大きく左右する重要なポイントだと思っています。これは過去の営業経験から実感していることです。meviyで早く部品の金額がわかることで、私もクライアントへその部品を組み込んだ製品の見積もり金額を早く提示できます。このスピードで、競合他社に一歩リードすることができています。

今まで通りアナログな作業を続ける他社と戦うなら、meviyの速さは自分の武器になる！と感じました。「他社もどんどんmeviyを使ったらいいのに！」と思う反面、「他社もスピードアップしてしまうので使ってほしくない…」とも思ってしまいますね(笑)。

【meviyで注文したレール部品が組み込まれたパーツフィーダー】

meviyの部品の出来上がりは、初めて利用するときからほとんど不安はありませんでした。なぜなら、meviyは3DCADデータのみで注文できるため、人為的ミスが発生する要因が少ないと思ったからです。

設計した部品を２D図面で注文する時は、部品の正面・上・横の展開図をヒトの頭の中で考えて作図し、また寸法や加工指示を手作業で記載していくため、どうしても形状の不整合や、記載漏れが発生する可能性があります。さらに部品の加工時に図面を確認するのもヒトなので、ここでもミスや確認漏れが発生してしまうかもしれません。

でもmeviyは、アップロードされた「3DCADデータ」の形状を元に寸法や加工内容を自動で認識しているようなので（※1）、自分が設計した「3DCADデータ」さえ間違っていなければ、想定通りの部品が手に入るだろうと思い、不安はなかったんです。

前職の時に初めてmeviyを知ったのですが、すぐには利用しませんでした。当時所属していた会社では依頼する加工屋さんが決まっていたし、社内でも部品製作が可能だったからです。そしてなによりその当時、私はまだ2DCADしか使えなかったという状況も大きい理由ですね…。

3DCADデビューは、その後、独立した時です。同業者の知り合いに「これからは3DCADが必須だよ！」とアドバイスをもらい、一念発起！個人レッスンしてくれる教室に10回程度通って使えるようになりました。そして「3DCAD」のキーワードで、ふとmeviyを思い出したんです。

meviyを本格的に利用し始めたのは、たくさんの案件が舞い込み、忙しくて手が回らなくなってきてからです。加工屋さんに注文するための「2D図面の作成作業」や「自分で部品加工する時間」と、「meviyでの注文リードタイム、発注金額」を天秤にかけて考え、meviyで注文したほうが良いと判断しました。自分の限りある時間をどこに最もかけるべきか、時間あたりで稼がないといけない金額とのバランスも考慮した結果です。3DCADの導入だけでも業務効率は上がりましたが、meviyを利用することでさらに効率も上がりました。

今後は必要な部品を全てmeviyで注文し、さらにスピードアップしたい！と思っているので、早く「溶接」の部品を注文ができるようになって欲しいですね。meviyの活用の幅が、さらに広がります！

会社名：北前エンジニアリング
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省力化機械設計製作・電気工事・保全代行などを中心に行っております。「図面はあるけれど作り手がいない」「作り手はいるけれど図面がない」といった案件にも柔軟に対応しております。